成長市場で利益最大化!カードショップで導入するべきPOSシステムとは?

「人気カードの欠品で売上を逃した」「在庫管理が煩雑で業務に追われる」——急成長するトレーディングカード市場では、カードショップの現場からこうした悲鳴が聞こえてきます。タイトルやレアリティによって数万点ものSKUを管理し、さらに日々変動する相場に対応するには、従来のやり方では限界があります。そこで、カードショップ業界を支える革新的なツールとして注目されているのが、カードショップに適したPOSシステムの活用です。

本記事では、POSシステムの導入がカードショップにもたらす具体的な効果を、「在庫管理」「買取業務」「原価管理」という3つの視点から掘り下げていきます。
POSシステムを導入していないカードショップはもちろんのこと、既に導入している場合でも、自社の活用しているPOSシステムが最適かどうか、このタイミングで改めて考えてみてはいかがでしょうか。

カードショップにPOSシステム導入は本当に必要か


結論は「必要不可欠」です。日本国内のトレカ市場は、2023年には前年度より250億円伸ばし、3,000億円市場にまで成長し、玩具市場全体の27.5%を占めるようになりました(日本玩具協会調べ)。

販売・買取・オンラインの三つ巴で運営する店舗が主流になり、在庫と価格をリアルタイムで同期できないと機会損失が拡大します。そこでPOSシステムの“リアルタイムでの更新”が重要になります。

POSシステムが解決!カードショップ経営でよくある3つの課題例

課題例1.店舗で既に売れて在庫が無い商品をEC上で取り下げ忘れる「二重販売」

カードショップにおいて、欠品や重複販売は売上に直結する大きな問題です。POSレジでカードバーコードを読み取った瞬間、クラウドサーバー上の在庫がリアルタイムで更新される仕組みがあれば、これらの問題を解消できます。
さらに、ネットショップとAPIを使ってシステムを連携していれば、Web上の在庫表示も店舗の状況と同時に書き換えられます。その結果、例えば「店舗で既に売れた商品がEC上ではまだ購入可能な状態になっていた」という二重販売の問題や在庫データの不一致を防止することが可能です。このように在庫管理の精度が上がれば、人気カードの“売り逃し”を大幅に減らし、売上の上限を押し上げることができます。
また、リアルタイムで情報が同期されることで、スタッフが在庫確認のために手間をかける必要がなくなり、他の業務に集中できる環境が整備されます。

課題例2.買取査定が担当者やタイミングでブレてしまう

カードショップの買取業務においては、シングルカードの価格を適正に査定することが経営の利益を維持するために重要です。しかしながら、トレーディングカード市場の相場は、相場の情報サイトや大会結果などの影響で刻々と変動しており、それがスタッフ間で査定基準に違いを生む原因となることがあります。POSシステムに最新の相場データベースを組み込んでおけば、リアルタイムで市場動向を参照しながら、商品ごとの買取価格を即時に算出し、査定基準を標準化することができます。
さらに、最低価格や上限価格を事前設定しておくことで、価格決定に伴うトラブルを未然に防ぎ、買取赤字のリスクを大幅に軽減できます。この仕組みにより、査定プロセス全体が効率化し、どのスタッフが対応しても一貫性のある査定が可能になります。これに伴い、査定待ち時間の短縮も実現され、顧客満足度の向上にもつながります。

課題例3.「センチ買い」や「福袋売り」などの特殊な販売・買取手法の粗利・利益配分が曖昧になってしまう

カードショップにおける商品の販売手法や買取手段は年々多様化しています。「センチ買い・枚数買い」「福袋売り・オリパ売り」など、通常の個別商品の売買だけではなく、特殊な形式での販売や買取が増えています。これらの複雑な取引形態は、人力で対応しようとすると原価管理を適切に行うことが難しく、店舗の粗利や利益配分が曖昧になりがちでした。そこで、POSシステムを導入することで、それぞれの販売や買取形態を個々の在庫データに自動的に振り替え、統合的な形で原価管理を行うことが可能になります。
「福袋売り」や「オリパ売り」のようなケースでは、まとめ売りの原価を正確に分解し、個々の商品やセット内容ごとの収益率を計算することで、より効果的なプロモーションや価格設定が可能となります。この原価管理が徹底されることにより、店舗の利益率向上と経営全体の安定化を図れます。
カードショップでの運営効率を向上させるためには、こうした特殊な販売手法にも柔軟に対応し、正確な原価計算と収益管理を維持できるPOSシステムが不可欠となるのです。

これら3点はいずれも“データをリアルタイムで見える化”することで初めて実行できる施策です。

リユース業で圧倒的シェア!1,900店舗以上に選ばれるPOSシステム「タロスPOS」とは

タロスPOSは、システム会社が開発・運営しているリユース・リサイクル小売に特化したクラウド型のPOSシステムです。買取機能と単品在庫管理をワンパッケージで備えている点が評価され、全国で1,900店舗以上の導入実績があります。

基本的な導入でも充分お使いいただけますが、導入最大のメリットは、POSに構築した顧客データと在庫データを活用し、新たな価値を持つサービスツールとして拡張できることです。スマートデバイス、カメラ等のIoT、AIなど急成長し続ける、近年のデータ活用ニーズにも柔軟に対応可能です。

さらに、複数店舗やネット販売との連携を前提に設計しているため、「POSレジ」「在庫管理」「EC一括出品」をAPI経由でシームレスに連動できます。
小売業の時流やお客様からの要望に耳を傾け、1~2ヶ月毎にシステムを更新するため、常に最新の環境でユーザー様のビジネス環境に適応し続けるシステムを提供しています。

カードショップのニーズを網羅!「タロスPOS」の3機能

① 売れ筋・実績の分析|リアルタイムの相場額が見えるから新人でも適正な買取りが可能

買取時に自店舗・他店舗の「相場」がPOSの画面上で確認できます。過去実績に加えネットの情報からも査定額を自動的に算出できますので、レア商品・人気商品等、商品価値を適切に判断。不適切な価格での買取を抑制することができます。
また、買取担当者が適正な価格で査定を行えているかを分析評価し、査定精度の向上を可能にします。 

② 多様化する買取りニーズと特殊な販売手法にも対応

「センチ買い・枚数買い」「パーツ売り・福袋売り」…。従来のPOSシステムでは実現しなかった特殊な販売手段における原価管理や多様化した買取ニーズに応えることができます。個々の在庫に振り替えて原価管理をしますので、気になる粗利が分かり、利益配分もしっかり把握できます。

③ API連携はもちろん、続々増える機能で貴店を長期で支援

急成長しているリユース業界。店舗の成長具合に適した店舗運営に対応できるよう、Amazon・楽天市場・Yahoo!オークション・Yahoo!ショッピング等へのEC出品管理はもちろん、Webを通じたサービス連携を今後も強化してゆきます。必要なタイミングで追加できるからシステム導入コストに無駄がなく、長期で充実の店舗運営をタロスで行えます。

まとめ|POSシステムの活用に基づいたデータ管理がカードショップの未来をつくる

POSシステムは「レジ」から「経営プラットフォーム」へと進化しています。在庫・買取・原価管理という3大データを一元化し、瞬時に意思決定へつなげられる体制こそ、急拡大するトレカ市場で勝ち残る条件です。クラウド型でアップデートが継続するタロスPOSを導入すれば、技術進化にも追随しやすく、中長期での競争優位を築けます。  
導入相談は無料で受付中。自店の“売り逃し”をゼロにする第一歩を、今日から踏み出しましょう。