千葉県柏市の旗艦店を基点に商材の多角化と多店舗展開へ邁進するリサイクルモールみっけ 様は、実店舗と複数ECで同時併売を行える『タロス』を導入し、売上を伸ばしています。そしてさらなる利益アップを目指し、近年はスマートデバイスの活用にも積極的です。『タロスプラットフォーム』をどのように活用しているかお伺いしてきました。
目次
リサイクルモールみっけ
株式会社ゲンキの平和堂 戦略開発室 室長 辻村様
業種 | 総合リサイクルショップ おもちゃ、貴金属、ブランド、お酒、美容機器、農機具など各種買取専門店 |
店舗数 | 実店舗:8店舗 EC:4店舗(Amazon・楽天市場・ヤフオク!・Yahoo!ショッピング) |
導入製品 | 『タロス』POSシステム タロスEC ラク撮 |
- 実店舗と複数ECの同時併売・業務効率改善
- EC出品管理システム機能
- 商品の買取作業の手間や時間の削減と確実な商品管理が可能になった
- 前年比2~3割の売上アップ。総売上に対するEC比率は導入前約30%→導入後54%に上昇
- 『ラク撮』によって、少ない人員でも一日100商品も出品できるようになった
『タロス』は商品管理が非常に楽、手間や時間の削減を実感。
まず、今まで使われていた他社様のPOSシステムに替わり、『タロスプラットフォーム』を採用した経緯などをお聞かせください。
一番のポイントとしては商品管理の快適さが挙げられます。最近は店舗の販売とネットでの販売、両方併売されている店舗が多いと思うのですが、元々使用していたPOSシステムは実店舗在庫とEC在庫が連動せず、ECサイト毎にそれぞれ管理する手間がありました。手作業ですので、店舗で売れたからECの在庫を消す、或いはその逆のパターン…という在庫消し込みの作業が煩雑になり、空売りや引当のミスも出ました。この問題が『タロス』の導入によって解決しました。
お客様から持ち込まれる商品の買取作業も『タロス』の中古買取機能が大いに役立ちました。『タロス』を導入してからは商品管理のところが非常に楽と言うか、手間や時間を削減できたんですね。確実な商品管理は店舗運営の肝ですし、ECへの展開でも重要になると思うので、そこが非常に簡略化されたという点が凄く大きなポイントですね。
EC 4サイトへ同時に出品。ネット売上の積み増しに成功。
いま実際に『タロスプラットフォーム』のEC連動機能をお使いになって、実感したことなどをお聞かせください。
当店ではAmazon、Yahoo!ショッピング、ヤフオク!、楽天市場のEC4拠点へ出品しています。実店舗とネットだけではなくネット同士の在庫も関係するので複雑というか非常に厄介で、『タロス』導入前はこの管理だけで1日数時間かかっていた記憶があります。おかげで、発送・連絡などECに関わる業務の手間が減りました。
『タロス』導入前と導入後で前年比2~3割の売上アップがあり、驚きました。総売上に対するEC比率は約30%でしたが『タロス』導入後は54%まで上昇し、ECの手応えを実感しています。どのECも取引数が伸びていますが、売上高でいうとヤフオク!で、数が一番売れるのは圧倒的にAmazonです。売れる価格帯へ自動的にリアルタイムで調整する『タロス』のアマゾン連動機能が役立っていると思います。
ECの売上比率50%以上というのは『タロス』なしでは不可能だったと断言できます。今後も『タロス』なしでは考えらませんね。
写真撮影の効率化で、出品までの時間を短縮。出品数は着実に増加。
スマートデバイスアプリの「ラク撮(ラクサツ)」も利用されていますが、使用感はいかがですか?
出品のクオリティは上がっていると思いますね。とは言え、商品によって一眼レフとスマホを使い分けています。写真の画質が命な商品はさすがに一眼レフですが、写真が1枚・2枚あればいいようなときなどある程度ちゃんと映っていれば問題ないような商品はスマホの「ラク撮(ラクサツ)」を利用して、出品効率を上げています。
商品を撮影し、詳細情報を入力、そして出品するまでに1商品約20分の時間を費やしていましたが、『ラク撮』導入後は10分まで短縮できました。『タロス』のEC連動機能と『ラク撮』によって、少ない人員でありながら多い日で一日100商品も出品できるようになりました。当店の在庫は約5万点ですが、ECへの出品総数は日に日に増えています。
さらなるEC展開を目標に、専門店化を積極的に進めていきたい。
今後のビジネスとしての未来に対する展望はいかがでしょうか?ある程度イメージできていますか?
当店はおもちゃ専門のリサイクル店を併設しておりますので、海外のコレクター向けに強化していきたいな、というのはありますね。ホビー系・おもちゃ系は海外でも人気があります。『タロス』の越境EC対応がリリースされた際には、すぐにでも始めたいです。
同時に、リアル店舗の拡大にも挑戦します。今はおもちゃの専門店を併設していますが、総合リサイクル店で培った商材の中から伸ばすところを決めて専門店化を進めています。この形をひとつのビジネスモデルとして、確立したいですね。